お茶ってナニモノ?

写真:台湾の茶畑

ズバリ正解!!!「茶樹の葉」を原料とした“加工食品”です。

ポイントは「茶樹の葉」、すなわち「茶葉」が原料であるという点。例えば日本の煎茶や玉露、インドのダージリン、スリランカのウバ、中国の鉄観音などは全て“茶葉”を原料として製造されたものですから、どこをどうつついても間違いなく“お茶”です。

では麦茶、コーン茶、ハイビスカスティー・・・なんてあたりはどうでしょう?麦茶は麦の実、ハイビスカスティーはハイビスカスの花が原料。すなわち「茶葉」が原料ではありません・・・ってことは「お茶」ではない???その通り!本来的な「お茶」とはいえないのです。ちなみに中国語で、このように○○茶とか○○ティーと呼ばれてはいるけれど「茶葉」を原料としないものを「茶外茶」と称します。

茶樹は学名をカメリア・シネンシスCamellia sinensisといい、ツバキ科ツバキ属の植物。ん?ツバキってあのツバキ・・・?ハイ、あの比較的大ぶりで派手めの花が咲くツバキ・・・学名Camellia japonicaの仲間です。学名から分かるように茶樹の方はsinensis=中国種、あの派手めのツバキはjaponica=日本種というキーワードが隠れており、それぞれ原産地を示しています。

ところで、このコラムの最初に「お茶」とは・・・との答えとして“飲料”ではなく“食品”と表現していた事にお気づきでした?っと申しますのは、タイやミャンマー、ラオス、また日本でも富山県、高知県、愛媛県、徳島県などで、“食べるお茶”が今も作り続けられていて、必ずしも飲むだけとは限らないからです。

さてさて、そんな「お茶」と人類のお付き合いは“薬用”から始まったといわれ、昔から身体に良いものとされてきました。近年、その機能の多くは「茶葉」に含まれる“カテキン”成分に由来することが科学的に解明されています。この“カテキン”は「茶葉」だからこそ大量に含まれる・・という面からも、「お茶」の原料は「茶葉」であるという点をシッカリと押えておきたいところです。

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お茶, 中国茶ばなし