中国茶の分類のハナシ(1)

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お料理を考えてみましょう。例えば“お米料理”。炊き込みご飯、チャーハン、お粥、パエリヤ、リゾット、ドリア・・・などなど、“お米”という同じ材料から、調理方法の違いによって、バリエーション豊かなお料理ができます。

中国茶の世界もこれに良く似ています。材料は茶樹の葉である「茶葉」。これをどう調理して、どのように仕上げるかによって「緑茶」になったり、「紅茶」や「烏龍茶」になるというワケです。

すなわち、Aという方法で作ると「緑茶」、Bという作り方をすれば「紅茶」、そしてCという製法を経ると「烏龍茶」ができる・・・って事です。

更に中国茶には、このA,B,C以外にD,E,Fという製法が存在し、仕上げられたお茶は、それぞれ「黄茶」、「白茶」、「黒茶」と呼ばれます。つまり中国で生産されているお茶には、ザックリ6通りの製法があり、そ の結果として、異なる個性を持つ上述6つのお茶グループが存在する事になります。これが“中国茶の6大基本茶類”と称されるもので、中国茶のみならず、茶類全てに当てはめる事のできる分類方法です。

下図は“6大基本茶類”をチャートにまとめたものです。各項目は工程の専門用語による表記。“乾燥”以外はほとんど意味不明・・・と存じますが、ご心配なく。詳しくは別コラムでお話しします。

ただ、ここで注目しておいていただきたいのは、一番目の工程。左の3グループ「緑茶」、「黄茶」、「黒茶」が“殺青”であるのに対し、右の3グループ「白茶」、「青茶」、「紅茶」は“萎凋”と、きれいにバッサリと分かれています。簡単に言いますと“殺青”は加熱、“萎凋”は放置する事。さて、この差異が出来上がったお茶の性質とどのように関わってくるのか…、次回の“バナシ”でユックリとお話しさせていたただきますね。

<6大基本茶類>
6大基本茶類

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