2018.08.07Column【24節気な歳時記】 立秋
立秋 2018年は8月7日 24節気の13節目
秋が立つ、すなわちこの日から暦の上では秋ってことです…が
今年は日本のほぼ全国民が、現実との大きなズレを感じてしまいそうです。
ご存じの通り、日本では立秋後の暑さを『残暑』と呼び、この日から
暑さを気遣う便りは『暑中見舞』ではなく『残暑見舞』となりますが、
中国では、立秋を過ぎて35度を超えるような暑い日が続く数日間を
『秋老虎』と言い、ノッソリ我が物顔で歩く虎に喩えます。
広東省汕尾城区のとある村では、『交秋茶』といい、緑色野菜や瓜類、
米粉に肉の赤身、小豆などを豚骨スープもしくは茶水で煮た鍋物を
一家の主が親戚や友人を呼んで振る舞う風習があるとか。
農作物が成長し、収穫を前に豊作を祈る意味と、色の濃い野菜をふんだんに
摂取することで夏バテを防止する目的があるとのことです。
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この季節に飲むお茶
『逸品大禹嶺高山茶』はいかがでしょう。
あまりの暑さに夏バテ以前にヘタリ気味の方も多いはず。
また、熱中症回避の為にお水を飲むのはいいのだけれど、
そのお水が冷たいと、胃腸への負担が大きくなるのも確か。
かといって、やっぱり熱いお茶にはなかなか手が出ない…時、
台湾の緑色した烏龍茶なら飲んでいただけるかもしれません。
中でも『高山茶』と呼ばれる標高の高い茶園の茶葉を使って
作られたお茶は、高原を思わせる清々しい香りときめ細やかな味わい、
思いの外続く優しい余韻がお茶の熱さを感じさせず、むしろ
清涼感が体中を満たしてくれるはずです。
中でもこの『逸品大禹嶺高山茶』は高山茶の王と呼ばれるほどの
質の高さを誇り、年々生産量が減少する希少性の為、
お値段少々お高めですが、暑い夏を頑張っているご自分へのご褒美に
ちょっと贅沢なさってみてはいかがでしょうか?
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24節気とは天球上の太陽の動線を24等分してそれぞれに名前を付けたもので、
同じ季節に同じ節気が廻ってくることになります。
古代中国において、100%お天気頼みだった農耕作業の目安にするべく考案され、
段階的に整備を繰り返しながら今に至っています。
しかしあの広い中国、北と南、東と西では気候が同じはずもなく、
日本とも一緒に語るのは難しいところですが、そこはフレキシブルに解釈して、
その季節感を楽しめればと。
2018年8月7日 8:38 AM | カテゴリー: Column, News & Column