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Column

2020.06.08Column【現地情報】君山銀針 その2

黄茶類独特のまろやかで優しい風味を生み出すのが「悶黄」という工程。
簡単に表現すれば、茶葉を敢えて”ムレ”る状態に置いておくこと。

 

 

摘み取り後、生葉に加熱して酵素の活性を抑え込んだ後、
こんなふうに、少しづつ分けて丁寧に紙に包みます。
そしてその後、この工場ではそれらの包を木製の箱に詰め込み
一定時間が経過したら、軽く焙って、また包む、詰め込むを繰り返します。

 

 

どれくらい繰り返すのかは、茶葉の状態やお天気の状況、各工場の伝統や
目的とするレベルによって大きく異なりますが、長い場合は3日間も費やすとか。

 

 

そんな地味な作業を根気よく繰り返すことで生まれる香味が
大変特別で既に円熟味を醸していて不思議はありません。


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