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2017.12.22Column【24節気な歳時記】冬至

冬至 2017年は12月22日 24節気の22節目

 

冬至が24節気のひとつと知らない人でも、北半球において、1年で最もお昼間が短く
夜が長い日としてご存知のはずで、中国では今から2500年ほど前の春秋時代、
すでにその現象が認識されていたそうです。

 

翌日から日が長くなる、すなわち太陽が甦る日として、世界各地で様々な伝統的行事が
行われてきました。中国でも北方では餃子、南方では紅豆糯米飯(いわばお赤飯)などを
行事食として家族で食べ、明日からの幸運、無病息災を祈念する日として、
今も大切にされいます。

 

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■中医的お料理
寒さはこれからが本番ですが、太陽が甦る日を新らしい年、新たなる生命の始まりと捉え、
来たるべき春に向けて徐々にパワーを上げていく調整期間として考えます。

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炒双菇

〇主材料:戻し干シイタケとその他のキノコ
以上を炒めて醤油、砂糖、酒、生姜、ゴマ油などで調味

キノコ類に豊富に含まれる食物繊維は血中コレステロール値を抑えたり、
免疫力を向上させたりといいことづくめ。来たるべき春にパワー全開となるべく
身体の基礎を整えるのに有効に働きそうです。

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■この季節に飲むお茶
免疫細胞の多くを占めるのが白血球とのことで、従って免疫力を高めるには
この白血球の働きを活性化させると効果的なんだとか。ポリフェノールには
その活性化を促す機能があり、お茶に含まれるカテキンもポリフェノールの
1種であることはご存知の通り。また、体温を1度上げると免疫力が5~6倍も
アップするとされますから、体を温める性質のお茶を飲むとまさに一石二鳥!
そこでおススメするのが「プーアール散茶」です。

 

微生物発酵を経た「プーアール散茶」は赤ワインを
更に深くした色合い。花や果実のような華やかな香りは
ありませんが、ホッと心を落ち着かせてくれるような
香があります。茶水を飲み、そう時間が経たないうちに、
胃袋の辺りがホンワカと温かくなってやがて体全体に
ジワッと広がっていくのが分かります。

 

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24節気とは天球上の太陽の動線を24等分してそれぞれに名前を付けたもので、
同じ季節に同じ節気が廻ってくることになります。
古代中国において、100%お天気頼みだった農耕作業の目安にするべく考案され、
段階的に整備を繰り返しながら今に至っています。
しかしあの広い中国、北と南、東と西では気候が同じはずもなく、
日本とも一緒に語るのは難しいところですが、そこはフレキシブルに解釈して、
その季節感を楽しめればと。


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