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Column

2018.09.25Column【24節気な歳時記】秋分

秋分 2018年は9月23日 24節気の16節目

 

8月「立秋」から始まった秋季は10月「霜降」で終わりとなり、
その90日間のちょうど真ん中に位置するのが「秋分」です。

 

昼と夜の長さがほぼ同じになる日・・・であることは、
私共も良く知るところであり、日本ではお彼岸の中日として
国民の祝日になっています。

 

古代中国では「秋分」を「祭月節」、すなわち月の神を
崇める日とし、お供え物をして祈りを奉げたのですが、

その時には満月が望ましいものの、「秋分」の日に必ずしも
満月とはならない為、満月をなる日を「中秋」として
「祭月節」に充てることとし、唐代にはほぼ全国的に定着し
「中秋節」として現在に至っています。

 

この日には一家で「湯圓(団子)」を食す慣習がありますが、
農作物が荒らされるのを防ぐという願いを込め、この「湯圓」の
粘性で雀の嘴をくっつけてしまえと、竹に数十個ほど刺したものを
収穫期の田んぼに置いておく風習が一部農村にあるようです。

 

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この季節に飲むお茶

 

そろそろ空気が冷たく感じらえる日も増えるこの頃、
体を温めてくれる傾向にあるお茶が飲みたくなります。
かといって、本格的な冬までにはまだ時間があるので
一気に温熱効果の高いお茶に走るのも・・・という時期、
「紅烏龍」はいかがでしょうか?

 

 

名前に「紅」という字を持ちますが、紅茶ではなくて
烏龍茶です。

 

しかしながら、烏龍茶の上限ギリギリと言いますか、
一歩間違えば?紅茶といった製法で作られている為、
茶水の色は香気は紅茶に近く、滋味は烏龍茶寄りと
まさに両者のいいところ取りみたいなお茶。

 

その割には比較的お求めやすい価格なので、是非、
毎日のお茶として飲んでいただければ・・・。

 

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24節気とは天球上の太陽の動線を24等分してそれぞれに名前を付けたもので、
同じ季節に同じ節気が廻ってくることになります。
古代中国において、100%お天気頼みだった農耕作業の目安にするべく考案され、
段階的に整備を繰り返しながら今に至っています。
しかしあの広い中国、北と南、東と西では気候が同じはずもなく、
日本とも一緒に語るのは難しいところですが、そこはフレキシブルに解釈して、
その季節感を楽しめればと。


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