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2018.04.20News【新茶情報】2018年 新昌龍井

思い切り直球ど真ん中なお茶から始めます。その名は「新昌龍井」。

 

産地の浙江省紹興市新昌県は、中国緑茶世界においては高山茶区。
平地の茶園に比べると、摘み取り時期は遅めになりますが
今年は天候に恵まれ、例年よりかなり早い4月2日。堂々の明前茶です。

 

 

■新昌龍井 2,052円(税込)/25g
高山茶区の早摘みにもかかわらず、程よい成長度の茶葉。
新茶のフレッシュさを残しながら青過ぎず、
しかも焙煎香が先行しない香りと
甘く芳醇な味わいで口中を春でイッパイにしてくれる、
ほぼ満点の風味に仕上がりました。

 

◎2018年4月21日(土)~

 

詳細・オンラインでのご購入はコチラ


2018.04.20Column【24節気な歳時記】 穀雨

穀雨 2018年は4月20日 24節気の6節目

 

春季最後の節気。変わりやすかった春の天気が温和な気温に安定し、
降水量も更に増して農作物の成長が加速する頃。

 

この時期を表す「雨生百穀」とは、その雨がさまざまな農作物の
芽吹きを促し、成長させるとの意で、多くの田畑で種まきの時期を
迎えます。

 

また、1年を通じて雨の多い南の地域に比べ、乾燥の激しい北方では
「春雨貴如油」とも言われ、この時期の雨が農作物に大して与える
影響力の大きさを窺い知ることができます。

 

気候温暖化に加え、1日でも早く上場しようという傾向が強まる
中国茶業界、烏龍茶の大産地福建省の茶葉市場では、鉄観音を除く
「ミン南烏龍茶」の取引が佳境を迎えています。

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■中医的お料理

穀雨以降、空気中の湿度が増すにつれて多くなってくるのが、
肋間神経痛、坐骨神経痛、三叉神経痛などの神経痛症状なんだとか。

 

神経痛の原因は様々ですが、中医では「風邪・寒邪・湿邪」が
体内に侵入し血流や水分代謝の停滞、そして冷えが発生するところに
あるとされます。

 

湿度が一気に上がっていくこの季節は、「湿邪」を原因とする
神経痛が起こりすく、水分の代謝を良くする食品を積極的に
取り入れると良さそうです。

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□紅豆紅棗湯
主材料:小豆、棗、氷砂糖

 

水に浸して暫く置いた乾燥小豆に棗と氷砂糖を加え、最初強火でひと煮立ちさせた後、弱火にして小豆に火が通りまで加熱する。

 

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小豆は栄養の宝庫。ありとあらゆる・・・とは言いませんが、
体に良い様々な成分をしかも量的にも豊富に含んでいます。

 

その中で、水分の代謝に有効と言われているのが、
「サポニン」と「カリウム」。

 

ちなみに「カリウム」は、高含有と言われるバナナと比べ、
同じ重量に対し4倍以上も‼

 

尚、「サポニン」は皮に含まれているので、小豆をいただく時は
皮ごとがおススメとか。

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■この季節に飲むお茶

 

「2018年新昌龍井」はいかがでしょうか。今年は例年より早い芽吹きで
中国緑茶世界の「高山茶」にもかかわらず、清明節前の4月2日に製茶した
堂々の「明前茶」です。

 

それほど早摘みにもかかわらず、程よく成長した茶葉は、
「翡翠色」と言われる由縁を納得させてくれる美しい色合いを持ち、
新茶のフレッシュさを残しながら青過ぎず、しかも焙煎香が
先行しない香りに、甘く芳醇な味わいと、ほぼ満点の出来上がりです。

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言わずと知れた中国茶を代表する有名茶。「龍井」という茶名がいわばブランドに匹敵し、数ある中国茶の中で最初に「産地指定」を受けました。遊茶「新昌龍井」の産地である新昌県は浙江省の省都、杭州の南東約140㎞に位置し、600mから900mの山が連なる低山丘陵地帯で、中国大陸の茶園位置としては高山茶に属します。新昌県産の「龍井」は中国国内では「大佛龍井」と称されており、こちらも2003年に「産地指定」を受けていますから、龍井の中でも一目おかれる存在であることが分かります。

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≪「新昌龍井」のお求めは≫

●表参道ショップ
●オンラインショップ

 

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24節気とは天球上の太陽の動線を24等分してそれぞれに名前を付けたもので、
同じ季節に同じ節気が廻ってくることになります。
古代中国において、100%お天気頼みだった農耕作業の目安にするべく考案され、
段階的に整備を繰り返しながら今に至っています。
しかしあの広い中国、北と南、東と西では気候が同じはずもなく、
日本とも一緒に語るのは難しいところですが、そこはフレキシブルに解釈して、
その季節感を楽しめればと。

 


2018.04.16News【新着】2018年”水出しTEA”セレクション

美味しい冷たいお茶といえば”水出し”が当たり前になってきました。
特に中国茶は種類が多い分だけ、水出しのバリエーションが楽しめます。

 

 

80種以上もある取り扱い茶葉の中から、”水出し”にピタリの茶葉を
遊茶スタッフが腕によりかけてセレクトた2018年セレクションは

 

■鳳凰単ソウ蜜蘭香
■清香黄金桂
■精選凍頂烏龍茶
■精選文山包種茶
■特級白牡丹
■龍珠花茶
■雲南紅茶
■茘枝紅茶

 

10gずつのミニパッケージは、1リットルの水出しTEAにジャストサイズ。
もちろん、熱く淹れていただいて美味しいのは言うまでもありません!

 

◎2018年4月13日(土)~表参道ショップ・オンラインショップで販売開始

 

オンラインショップはコチラから


2018.04.09Media【メディア】ELLE gourmetに掲載されました

ハースト婦人画報社「ELLE gourme」5月号の「お茶×スナックの意外な相性研究」に掲載されました。


2018.04.05Column【24節気な歳時記】 清明

清明 2018年は4月5日 24節気の5節目

 

春分から15日、冬の余韻もすっかり消えて、万物が生まれ変わるこの時期、
全てが清らさと明るさで満たされる…との意で「清明」と称されます。

 

今を遡ること約2,500年前の春秋時代、当時の王が「墓祭の礼」を行ったのが
起源だとか。それが民間に広がり、祖先のお墓にお参りして清掃を行う
習わしとして今日に至っています。

 

唐代になって、もともとは日の異なっていた「寒食節」と同時に
行われるようになり、火を使わない冷食をいただく代わりに身体を動かして
冷やさないようにする風習が各地にあります。

 

そして中国茶の世界では、1年で最もシンボル的な節気と言ってよく、
特にお茶の分類中、最も歴史が長く生産量の多い緑茶においては、
この日を境に、それ以前に収穫した茶葉であれば「宝」、
過ぎてしまうと「草」と称さるほどに価値に差をつける慣習があります。

 

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■中医的お料理
万物を成長させる春の空気は、人にとっても陽気というエネルギーを
増やす効果があり、薄手の衣服に着替え、運動に勤しめば、
ますますエネルギーが高まります。
一方、肝気と呼ばれる交感神経も、この清明節の頃、最高に
活性化しますが、それが故に消化不良や情緒不安定などの症状が
引き起こされることもあり、「寒食節」だからと冷たいものを
食べず、適切に温かいものをいただき、野菜や果物を多く摂取することを
心掛けると良いようです。

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□口磨白菜

主材料:白菜、マッシュルーム、醤油、砂糖、植物油

 

熱した油に短冊切りした白菜、4つ切りしたマッシュルームを入れ、ざっくり火が通ったところで調味料で味を調える。

 

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白菜は95%が水分なので、まずはダイエット食にピッタリですが、
それ以外にも豊富なカリウムが高血圧やむくみ防止に効果があり、
また、硫黄化合物の消化を助ける機能が、この時期に陥りがちな
消化不良の解消に良さそうです。
また、マッシュルームは豊富なカリウム、繊維質の他に、
パントテン酸を含みこれが副腎皮質ホルモンの合成を助け、
ストレスに臨む態勢を整えて、情緒の安定に一役買ってくれる
とのことで、やはりこの季節に適した食材と言えそうです。

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■この季節に飲むお茶
「嶺頭単ソウ」はいかがでしょう。マスカットを想起させる
素晴らしく高い香りを持つお茶です。茶葉がもともと有している
香り成分を、製法で引き出し、技術によって開花させた
100%自然の香りです。キュッとした収斂味が、渋みというより
味わいのアクセントとなって全体を引き締めています。
飲み終わって暫くすると、口中が涼やかな甘さに満たされ
実に爽快。これからの季節、是非とも水出しで飲んで
いただきたお茶のひとつで、まるでオシャレなカクテルを
飲んでいるような飲み心地をご体感ください。

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広東省産の烏龍茶。福建省との省境も近い潮州市が産地。同市のお茶では「鳳凰単ソウ」が断然長い歴史を有しますが、もともとはこの「鳳凰単ソウ」の原料茶である「鳳凰水仙」の突然変異種としてスタートしただけあって、品質では一歩も引けを取りません。販売中のお茶は製造から2年半が経過して、程よく後熟が進んだ正に飲み頃になっています。

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≪「嶺頭単ソウ」のお求めは≫

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24節気とは天球上の太陽の動線を24等分してそれぞれに名前を付けたもので、
同じ季節に同じ節気が廻ってくることになります。
古代中国において、100%お天気頼みだった農耕作業の目安にするべく考案され、
段階的に整備を繰り返しながら今に至っています。
しかしあの広い中国、北と南、東と西では気候が同じはずもなく、
日本とも一緒に語るのは難しいところですが、そこはフレキシブルに解釈して、
その季節感を楽しめればと。

 


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